ばっと

先日の「あえてよかった」に続き、新しい職場のKさんに伺ったホッとするお話。
Kさんのお宅では何年かごとにコウモリが室内に入ってきてしまうそうです。
天井にぶらさがった姿のまま、ほどなく弱って下に落ちてしまうとのこと。

調べてみるとほぼ越冬することは困難らしく。

あるとき、Kさんご夫婦はビーカー状の容器に布を敷きつめ、その中に弱ったコウモリを入れてあげます。
春が来て中をのぞいてみると・・・やはり永眠した亡骸がそこにありました。
自然は厳しいものだとあらためて感じさせられ、動物たちの苦難を想うと涙がでます。

ただ、このお話のコウモリは幸せに最期を迎えられたのではと温かくなれたのです。

野外や寒くて硬い地面で凍えてしまうことが常のありようだとすれば、やわらかいお布団とお部屋の中で、天敵や人間におびえることなく外気からも守られ、眠るように寿命を終え空に還ったのだと想像できました。
コウモリの魂が笑っていますように。
Kさんご夫婦に幸福の贈り物がありますように。